
京都競馬場で行われた第86回菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、後方から先団に取りついて、直線で一気に抜け出したC.ルメール騎手騎乗の1番人気エネルジコ(牡3、美浦・高柳瑞樹厩舎)が、後方からの猛追を見せた2番人気エリキング(牡3、栗東・中内田充正厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分04秒0(稍重)。
×エネルジコが最後の1冠を勝利。春は体調が整わず、日本ダービーを回避してしまいましたが夏の古馬混合G3を2着にまとめての参戦での勝利。
正直、同じ流れの「ブラストワンピース」っぽさから評価をあまりしませんでしたが、見事な勝利でした。血統はバッチリでしたし、鞍上はこれで菊花賞3連覇のルメール騎手。御見それしました。
京都競馬場が回収され、やはり欧州色の濃い血統馬が良く来るようになりました。この馬もドゥラメンテ産駒。「トニービン」の血が入った馬には来年以降も注目ですね。
2着に☆エリキング。川田との相性の悪さで6番手評価にとどめましたが、来ちゃいましたね・・。この馬にとっては直前の雨はマイナスでしたが改修後の京都競馬場の水はけの良さに救われましたね。思った以上に馬場が悪化しなかったことで自慢の末脚は繰り出せました。
いつかはデータブレイクされるであろうと思っていた「キズナ産駒」の菊花賞での2着。母系がサドラーズウェルズも良かったんでしょうね。
欧州血統が今後もこのレースでは幅を利かすことになるということが改めて分かりました。
3着に大穴エキサイトバイオ。これは買えなかったなぁ・・。父レイデオロは昨年の「アドマイヤテラ」に引き続き2年連続で馬券対象になりました。もう、長距離種牡馬と認識してもいいでしょう。ってか菊花賞向きの父だと来年以降覚えておかねば。
ラジオKIKKEI賞からの参戦でフィエールマンと同じでしたが戦績、鞍上共にそこまで注目することができませんでした・・。母系を辿れば天皇賞・春の勝ち馬レインボーラインの要る血統。長距離はどんとこい!という血統でした。こういう馬を見つけることが菊花賞での醍醐味なのですが、全く予想できませんでした。本当に情けないなぁ・・。
1,2番人気が絡みながら3連複、3連単は高配当。コメントくださった方々は、見事的中と素晴らしい結果になりました。おめでとうございます!
自分も爪の垢を煎じて飲ませていただかねば・・。
◎ゲルチュタールは鼻差の4着。血統的には全く適性外でしたがやはり戦績でここまで健闘できることは証明できました。2着までに来てくれたら馬券は取れていたのに残念。
〇ショウヘイは結果、距離が長すぎたとか。まぁ、サートゥルナリア産駒でしたからこうなることも想定していましたが悪い方で当たってしまいました。鞍上も勝てる騎手ではなく岩田望騎手だったことも、結果的には「やっぱりな」という印象です。
▲ジョバンニは名前の通り「序盤に」終了。期待しましたがエリキングには勝てませんでしたね・・。こういう「物差し馬」は逆転ってなかなかしませんね。
△マイユニバース。こちらも期待した武豊騎手でしたが、痛恨の出遅れ。気性に難ありって馬のテン乗りはやっぱり難しいか・・。
ということで馬券は外れ。
ナントか来週は当てたいなぁ・・。